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〜自邸〜 リフォーム日記 Vol.3

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〜動線について パート2〜

リフォーム日記 Vol.2の記事で書きました玄関・シューズインクロークとの関係性に続き、

洗面・キッチンの主要水回り動線について、自邸のリフォーム計画で検討し悩んだ部分をご紹介します。

リフォーム営業をしていると、最近では男性がキッチンに立つことが増えてきているとよく耳にします。

実際に私もキッチンに立つことが多く、時には妻と2人でキッチンに立つ機会も。

皆様はいかがでしょう。

少し、キッチンでご家族の誰かと一緒に作業をする光景を想像してみてください。

今の水回り動線では狭くないでしょうか

また、使いずらい・狭いなどと感じませんか

生活スタイルが変化してきている中、家の間取りもそれに合わせて変化させてあげることも必要ではないでしょうか。

洗面脱衣室とキッチンの生活動線

あなたもきっと耳にしたことがあるでしょう、「家事動線」。

私は3年前まで実家に住んでおり、自分で家事に携わることも少なく、

家事動線というものとは縁遠い生活をしておりました。

そのため、家事動線を意識して考えることは多くありませんでした。

しかし、結婚し、妻と一緒に、家事にも主体性を持って生活をしている中で、

実際に家事動線の違いだけでどれだけ家事効率が上がるか を、

身を持って実感することができました。

現在、私の家は大規模なリフォーム中で、仮住まいをしております。

仮住まい先は、リフォームしている家よりコンパクトな生活空間です。

回遊動線となっており、とても過ごしやすく、またどこに行くにも近く、

生活しやすい空間になっております。

リフォーム前の家での家事は、料理中に洗濯が終わってもなかなか手が離せず、

料理がひと段落ついてから洗面室に行き、洗濯物を畳んでおりました。

ここでよくあることが、

洗濯物の存在を忘れて、かなり時間が経過してしまっていた」ことです。

手が離せないから後回しになってしまい、存在を後で思い出す。

こんな経験をした方もいるのではないでしょうか。

Screenshot

現在の間取りで、浴室と洗面脱衣室が逆だったら、

キッチン・ユーティリティー・洗面脱衣室と動線を繋げることができ、

使いやすさが倍増していたのでは?と思うことも。

D・Kや洗面脱衣室など部分的にピックアップすると、コンパクトな空間に見えますが、

実際に住んでみると、動線に悩まされることが多くありました。

脱線しますが、「動線に悩みがある=スイッチも使いづらい」という持論があります。

今の家のように多くが3路スイッチになっている場合は問題ありませんが、

築30年代の家だと 一つの部屋に一つの照明があり、

それに紐づいたスイッチが一つあるような関係性が比較的多く、

電気を消しに行くために他の部屋の電気をつけることが多くあります。

(逆もまた然りです。)

そのため、流れるような生活ができるように、今回のリフォーム計画をしました。

洗面とキッチンの家事動線まで話を戻します。

生活しやすい動線とはどのような動線でしょうか。

動線種類につて

  • 回遊動線
  • 家事動線
  • 来客動線

上記以外にも動線種類はありますが大きく分けて3つ、今回はご説明しようと思います。

このようなあらゆる動線がある中、動線を交差させないことが大切だと考えております。

回遊動線とは

回遊動線とは・・・行き止まりがなく、何かを起点に家の中をぐるりと回れる動線

回遊動線のメリットとは、家の中で渋滞しなくなり、

朝の忙しい時や人がよく通る場所の混雑を避けることができます

そのため、家事の動きを邪魔せずに朝の身支度が可能です。

これも家事動線改善へと繋がる一つの工夫です。

また、視線が通りやすく部屋を広く感じることができ、ゆったりとした空間創造になります。

しかし、部屋の中をぐるぐる回れることで壁が少なくなり、収納スペースの確保が難しいことや、

家具置き場の減少に繋がったり、スイッチコンセントの設置が難しい点があります。

構造への影響もあるので注意!

※壁が少なくなる=耐力壁(構造の壁)が少ない。

家の耐力のバランスや、耐震への影響がないかプロに確認してもらいましょう

家事動線とは

家事動線とは、家事を行う上で効率よく動くことができ、

動きや時間に無駄なく家事を行えるかが大切なポイントになります。

家事動線の確保には、キッチン・パントリー・ユーティリティー・洗面室などの

家事を行う上で重要な部屋を繋げることが大切です。

部屋をつなげるといっても、その他の部屋との関係性も重要になってきます。

例えば、キッチンとダイニング、洗面室とお風呂、キッチンとパントリー、洗面室とユーティリティーなど

Screenshot

ただ組み合わせるだけでは、使いづらくなってしまうので、設計の段階では

自分が家事をするときの動きや今困っていることを改善できるよう、

何度も想像してみるといいでしょう。

デメリットとしては、通路部分が多くなってしまうこと。

人が通過できるように設計していきますので、その分 部屋の大きさが減少したり、

収納スペースが減ってしまいます。

動線計画とともに、収納計画も一緒に検討するとより良い家ができると思います。

来客動線とは

来客動線とは、前回の「リフォーム日記 Vol.2」の記事で

プライベート動線と来客の動線を分けるメリット・デメリットについて書きました。

ここでは、玄関とシューズインクロークなど、玄関周りの動線をまとめています。

家事動線と絡めて説明すると、

お客様には見られたくない部屋、場所などあると思います。

掃除が間に合わなく、とりあえず納戸や収納に物を詰め込む

そんなこともあるでしょう。

そんなときヒヤヒヤしないように、来客を通す動線とそうでない動線をつくてあげることで、

回避することができます。

まとめ

リフォーム計画をしておられる方々は、SNSの情報や打合せを行なっている担当からなど、

色々な場所や人から情報を得ていると思います。

また、「あーしたい」・「こーしたい」と色々なアイディアが浮かんでくるかと思いますが、

家全体としての動線やデザイン、構造などのバランスを考えること設計では重要です。

構造に関しては、メーカーや既存住宅の構造によって考え方や設計方法が変わってきますが

プロに相談するとより良い家づくりができると思います。

困った時は、我々にご相談ください!

プロ目線でお答えします!

それではまた。

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