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「トラックボールマウス」のすゝめ

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トラックボールマウスのすゝめ

マウスといえば通常の光学マウスやレーザーマウスが一般的ですが、

トラックボールマウスはその代替として注目されています。

特に、長時間の作業省スペースが求められる環境で、

その独特な操作性が大きな利点をもたらします。

ここからは、トラックボールマウスの特徴利点を解説していきます。

トラックボールマウスとは?

トラックボールマウスは、

手元のボールを指や親指で回転させることで、カーソルを動かすデバイスです。

一般的なマウスと異なり、マウス自体を移動させる必要がないため、

狭いデスクスペースやモバイル環境でも使いやすいのが特徴です。

代表的なタイプ・・・

  • 親指操作型:ボールがマウス本体の側面についており、親指で回すタイプ。初心者にも馴染みやすい。
  • 指操作型:ボールが中央に配置され、指で回転させるタイプ。より精密な操作が可能。
  • 大型ボール型:ボールが大きく、クリエイティブな作業やCADの操作に適している。

上記以外のカタチもあるかもしれませんが、

調べる限りでは3パターンに分けられました。

TOWN
TOWN

筆者は「親指操作型」を使用しています。

一般的なマウスの親指部分にトラックボールが追加された形なので、

変更してから慣れるまで、割とスムーズにいきました!

トラックボールマウスのメリット

省スペース設計
  • マウスを動かすスペースが不要なので、小さなデスクやカフェのテーブルなどでも快適に使用可能。
  • デュアルモニターや多画面環境での細かい操作もスムーズに行えます。
  • ワークスペースに余裕が生まれる為、すっきりとしたレイアウトが可能になります。
手首への負担軽減
  • 手首を固定したまま操作できるため、腱鞘炎やRSI(反復性ストレス障害)を予防できます。
  • マウスの移動が少なく、手首や腕の疲労を軽減するため、長時間の作業でも負担が少ないです。
  • 搭載されている追加ボタンに機能を割り振ることができる為、手の移動を減らせます。
精密な操作が可能
  • デザイン作業、3Dモデリング、CAD操作において、トラックボールマウスは細かいカーソル操作を実現します。
  • 画面の端から端までカーソルを移動させるときも、手を動かさずに済むため便利です。
TOWN
TOWN

その精密性の高さから医療の現場などにも用いられています。

おすすめのトラックボールマウスと選び方のポイント

選び方のポイント

  • 形状:先ずは形状をよく確認してください。自分の手に合うかボールの位置ボタンの個数など、ご自身の使用方法に合ったタイプを選びましょう。
  • :親指タイプは初心者向け、指操作型は精密さを重視する人におすすめです。(大型ボール型は恐らく専門的な使用目的の方の為のものと思われます。)
  • 接続方法:ワイヤレスは自由度が高く、デスクの省スペース化にはもってこいです。有線は遅延が少なく、電源もPCから充電される為、電池の心配が要りません。
  • ボールのサイズ:大きいボールは精密性や操作性が良く、小さいボールは省スペースに収まり且つ本体もコンパクトなことが多い為持ち運びにも適しているといえます。

おすすめモデル

  • 親指タイプのワイヤレストラックボール。角度調整が可能で、長時間の使用でも快適。
  • 8ボタン式で機能割り当てにより、さらなる作業効率化を。
  • 充電式で1回のフル充電で約4か月の使用が可能
Logicool MX Ergo S

Logicool Ergo M575

  • Logicool MX Ergo Sよりも安価にお求めできる為、初心者の方がお試しで購入するのもアリ。(大体5,000円くらい違いました。)
  • コンパクトなので持ち運びにも〇。
  • 省電力技術が用いられ、最大24か月間電池交換不要(使用方法によります)。
Logicool Ergo M575

ELECOM EX-G PRO “M-XPT1MRBK”

  • 値段は張るが、名の通りハイスペックモデルの為、機能性は抜群。
  • 横幅が大きい為、手のひらに密着し、操作が快適に。
  • ボールが簡単に取り外せる為、お手入れが簡単
トラックボール“EX-G PRO”(親指操作タイプ)
M-XPT1MRBK

トラックボールマウスはこんな人におすすめ

これからトラックボールマウスの導入を検討している方、

導入の予定はないけれど少し迷っている方、

以下に挙げる項目に一つでも該当すれば試してみるのがオススメです!

  • 長時間PC作業をする人:事務作業やプログラミング、表の作成など、長時間PCを使う人に最適。手首を固定して操作できるため、腱鞘炎や疲労の軽減に効果的。
  • 狭いデスクスペースで作業する人:マウスを動かさずに使える為、限られたスペースでの使用に向いています。カフェや自宅でのリモートワークにも便利です。
  • 精密な操作が必要なデザイナーやエンジニア:CADやグラフィックデザイン、映像編集など、細かなカーソル操作が求められる作業に適しており、効率的な操作が可能。
  • 肩や手首の負担を減らしたい人:腱鞘炎の予防や手首の負担を軽減したい方におすすめ。エルゴノミクス設計のモデルは特に、自然な手の姿勢を維持できます。
  • 無線環境で快適に使いたい人:トラックボールの無線モデルは、電池の持ちが良いため、頻繁な充電を避けたい人に向いています。
  • 体に制約のあるユーザー:手や腕の動きに制限がある方にも便利。手の位置を固定して操作できるため、支援技術としての用途も期待されています。
  • 複数画面で効率的に作業したい人:マウス移動が省略できるため、複数モニタを使った作業でも快適。カーソルを素早く移動できるのがメリットです。
  • とにかく作業効率性を高めたい人:複数ボタンへの機能割り当てで目当ての動作がよりスピーディーに行えます。

こんな人には不向きかも・・・

逆にトラックボールマウスが適さない人もいらっしゃると思います。

筆者の感覚ですが、そんな人の特徴も列記します。

  • 通常マウスに慣れすぎている人:今までの業務で通常のマウスを使い込んでいて、新たな機能性を必要としていない場合。
  • 日常的にPCを使わない方:仕事や生活の中でPCの使用時間が短い方は、トラックボールマウスに変えてから慣れるまでに時間を要する可能性が高いです。
  • お手入れが全く出来ない方:トラックボールマウスは使用しているとボールに皮脂が付き、感度が落ちてくる場合があります。こまめなお手入れが一切出来ない方にはオススメできないかもしれません。

アトガキ

トラックボールマウスの魅力、伝わりましたでしょうか。

まだまだ私もトラックボール初心者、

使いこなせていない部分やリサーチ不足もあります。

この記事を読んで少しでも気になった方、

幸塚トラックボール」さんのサイトに足を運んでみてください。

クリックでジャンプできるようにサイトリンクを貼っておきます。

今回記事を書くにあたって拝読いたしましたが、

トラックボール愛が非常に伝わってくるサイトでした。

・・・購入前に読んでおきたかった。

私の記事よりももっとわかりやすく、もっと丁寧に、

トラックボールマウスのことだけが色濃く掲載されているサイトです。

お時間のある方、是非。


「作業」というものは実につまらなく

生産性が高まらなければモチベーションも上がらず、

効率が悪いとすぐに辞めたくなってしまうものです。

これを読んでらっしゃるあなたは実に勤勉で、

能力は十二分に備わり、何事へのやる気もおありかと存じます。

であるからして、使う道具はご自身に合った、良品を使うことが

作業効率UPへの近道ではないでしょうか。

あなたのよきパソコンライフを。

参考:

「Douglas Engelbartとコンピュータ用マウスの発明」『Stanford University』

「トラックボールへ興味を持った人へ」『幸塚トラックボール』

「Logicool HP」『Logicool』

「トラックボール」『ELECOM HP』

ダグラス・エンゲルバート」,「ターター・システム」,「テレフンケン」,「アタリ(企業)」,

ケンジントン」,「ロジクール」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』

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