スポンサーリンク

住宅業界によくある紹介料について

Live
この記事は約4分で読めます。

業者間の紹介料って?

この業界に長くいると業者間での紹介料の支払いを多くみてきました。

それって業者間だけの話であってエンドユーザーである個人客にはあまり関係のない話なんじゃないの?って思う方が多いかもしれません。

決してそんなことはないんです。

紹介料が発生する一例

業者間の紹介料とは例えば個人客へ住宅用の土地を不動産業者が販売したとしましょう。

不動産業者は土地や建売、中古住宅、マンションなど完成したものを売ることは可能ですが

注文住宅を建てることは基本できません

中には全てやってますという不動産業者もあるみたいですが滅多にないでしょう。

土地を買ったはいいものの注文住宅をどこのハウスメーカーで建てるか悩んでいるお客様に不動産業者からお客様へハウスメーカーを紹介します。

そのまま紹介したハウスメーカーで成約となれば不動産業者はハウスメーカーから紹介料として請負金額の2%〜6%ほどを受け取れる、

そんな仕組みになっております。

この記事を読み終えるころには

「そんなことになっているのか、とても参考になった!気をつけよう」

と必ず思って頂けますので是非最後までご覧ください。

紹介料が発生するケースは様々

どんなパターンで紹介料が発生するのか、幾つかの事例をご紹介いたします。

• 前途の通り、不動産がハウスメーカーに紹介して紹介料が発生

• 逆も同様ハウスメーカーが不動産業者に紹介して紹介料が発生

• 紹介事業を行っているス〇モカウンターなどの会社はハウスメーカーなどの業者をエンドユーザーに紹介することで成約後請負金額の数%を受け取っている

• ス〇モ以外にもJ〇LやA〇Aなどの航空会社、それぞれの提携企業、リ〇クラブや銀行も紹介料を取っている

上記はあくまで一例ですがこのように業者間でものすごい金額の紹介料が年間で動いていることは明らかです。

現在、会社に属している私だからこそお伝えできる真実です。

紹介料の仕組みと損をしない方法

上記の通りとてつもなく大きな金額が紹介料として動いていますが、

その紹介料ってどこから出ているお金なの?

と疑問に思われる方は多いのでしょう。

さて、その紹介料の資金はどうやって確保しているのでしょうか。

ズバリ、お客様に出す見積もりの中に隠れているのです。

まず、ハウスメーカーの利益率ってみなさんご存知でしょうか。

大体、税抜請負金額の20%から30%ほど利益を取っている会社が多いです。

例えば建物金額が30,000万円でしたらそのうちの600万円〜900万円が利益額ということです。

そんなに取られていると思うと少し腹が立ちますよね笑

でもそれは仕方ありません。ビジネスですので。

さて紹介料はそのうち2%〜6%が多いと話しましたが仮に6%だったとしたら3,000万円のうち180万円が紹介料として支払われます。

えっ、業者間の紹介料でそんな大金が支払われているの?

と思いますよね。

それも全て一つの契約金額内で動いているから恐ろしい。

どこに相談したら良いかわからないからといって、とりあえず紹介してくれる業者に話を聞いてみようというのは大損してますよ。

なぜならその分本来は値引き交渉できたり、サービス工事として要求できるだけの金額です。

180万円の値引きができるかできないか、ものすごく大きいですよね。

安易に紹介業者に相談するのは勿体無いですので紹介料を頂いていない我々にご相談頂ければそのあたりも含めご相談に乗りますよ! お問い合わせください!

最後に

紹介料ってそんな仕組みになっているんだ!気を付けよう、

とみなさまに感じて頂けたら幸いです。

正直私も紹介料でかなり頭を悩ませていて、お客様にそんな話はできませんので本当に申し訳ない気持ちで見積もりを提示しております。

仲介業者を入れないで直接お問い合わせ下されば、あと5%はお値引き頑張れたのに、なんて思うことは年間でどれだけあるか、みなさまも後悔しない選択ができるよう願っております!

それでは次回、リフォームにおいての贈与、相続についてお話ししていこうと思います。

それではまた!

コメント|comment

タイトルとURLをコピーしました