〜動線について〜
今回の内容は、リフォーム計画するにあたり考えた『動線計画』をお伝えしようと思います。
『動線計画』とは、
日々生活する中で人の動きが、間取りや住宅設備機器(キッチン・洗面台・洗濯機・トイレ等)と密接に関係していることから、
便利さや動きやすさ(効率的)に注し計画すること。
この考えは私個人の主観的な考えです。
ネット上(他の記事)には、この様に定義されています。
「日々の生活で私たちが、「家の中でどのような動きをするか」「どのような設計なら家事など普段の生活が楽になるか」を考えることが動線計画です。」
動線計画には様々な考え方がありますが、要は生活に支障がでないよう注意しましょうということです。
そこで、リフォーム計画中の私が現在進行形で考えている、動線計画を紹介したいと思います。
- 玄関とシューズインクロークの動線
- 洗面脱衣室とキッチンの動線
今回は以上の3点に絞って紹介させていただきます。
玄関とシューズインクロークの動線
この内容に関しては、最近流行りのシューズインクロークと玄関の関係性について、紹介します。
よくあるパターンを簡易的に絵にして説明していきたいと思います。
パターンAのメリット・デメリットについて
「メリット」
- 収納量を確保できる
- 一つの個室として利用できる
- 来客時に収納物を隠しやすい
- 収納物の匂いが漏れにくい
「デメリット」
- ホールからのアクセスが悪い
- 収納物の確認が玄関からしかできない
- 風通しが悪いため、湿気が溜まりやすい
パターンBのメリット・デメリットについて
「メリット」
- 2方向からのアクセスが可能
- ウォークインスルーが可能
- ホールからのアクセスが可能
- 風通しがよく、湿気や匂いがこもりにくい
「デメリット」
- 収納量が減少してしまう(通路の確保のため)
- 来客時に見られてしまう可能性が高い
- ウォークインスルーの為の、通路確保が必要(常に整理整頓!)
ここで、動線の話になりますが、使いやすいのはどちらでしょう。
使う方の考え方にもよりますが、私の考えだとパターンBの方が使いやすいと思います。
パターンBの場合は、プライベート動線と来客動線に分けることができます。
玄関の方だけ常に綺麗にしておけば、急な来客時でも安心できます。
見られたくない場合は、簡易的にロールスクリーン等で目隠しをするだけでもOK!
プライベートの壁に鏡を取り付ければ、日頃のおしゃれチェックをすることもできますし、
服装と靴の確認もできます。
最後の身だしなみチェックですね!
この様に動線計画を工夫することで、使い勝手がグッと上がります。
ちなみに、現在進行形のリフォームの最終形態をご紹介します!
・来客動線
・プライベート動線
・収納動線
計画をしていたら、3つの動線ができてしまいました。
一つ一つの動線に意味があるので、使い勝手は格段とよくなった気がします。
私の場合は、趣味のグッズや 共働きのためまとめ買いをするので、保管場所が必要となり、
玄関の横にストック可能な空間を作りました。(シューズインクロークの要素も含めて)
最終的には各個人の生活スタイルに合わせて動線計画をすれば、間違いなし!
次回は「洗面脱衣室とキッチンの動線」についての計画についてご紹介します!
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