注文住宅 進め方
以前お話しした注文住宅入門編、住宅展示場編に続き
今回は注文住宅の進め方についてお話しできればと思います。
まずは
近所の住宅展示場へ気軽に行ってみましょう
とお話ししましたがその後どのように進めていけば良いか、
少し具体的に話していこうと思います。
展示場でいくつかのハウスメーカーを見学してみる
まず住宅展示場でいくつかのハウスメーカーを見学してみましょう。
ここでポイントになるのが事前に3社〜5社ほど
良さそうかなと思うメーカーを決めてから見学に行くとgoodです!
正直、住宅展示場へ何も決めずに行くと
メーカーの数が多すぎてどこにいけば良いのかわからないかと思います。
一つのメーカーで話を聞くのにも意外と時間が取られます。
まず会社の特徴からどんな流れで打ち合わせが進んでいくか、
要望や費用感の話などをされて 気付けば2時間ほど経っていた!
なんてことがザラにあります。
ですので最初の段階である程度絞っておくのは大切です。
色々なメーカーがあるから折角なら全てのメーカーに話を聞いてみたい!
という気持ちは非常によくわかるのですが、
それをやっていくと時間がいくらあっても足りませんのでご注意下さい!
どうやってハウスメーカーを絞れば良いの?
とはいっても
どうやってハウスメーカーを数社に絞れば良いの?
と思いますよね。
一番わかりやすく、説得力があるのは
”身近な方たちの話を聞いてみる”のが良いかと思います。
実体験をもとに話をしてくれますので
例えば二人のご友人にハイコスト住宅とローコスト住宅を建てた方がいたとしましょう。
ハイコスト住宅のご友人は
冬はとても暖かく、夏は涼しいよ〜
と言っていたのに対してローコスト住宅の方は
冬はある程度暖かいけど夏は結構暑いよ!
と言うような話が聞けたのなら結構参考になりますよね!
ローコスト住宅のこのメーカーは夏結構暑いのか〜って思えたり、
ハイコスト住宅はやはり高いだけあって性能も申し分ないのか
ってことに気付けますよね。
もしくはローコスト住宅でも
このメーカーは断熱性能はしっかりしているけど2階の足音が結構聞こえるよ!
など実体験をもとに話をしてくれますので非常に参考になり一番良い口コミかもしれません!
ご友人や知人に話を聞く際には是非こんな聞き方をしてみてください。
〇〇さんのお家ってどこのメーカーで建てられたんですか?
お住まいになっていて暑さとか寒さってどうですか?
実際建ててメリットとデメリットってどんなことを感じてますか?
簡単に上記くらいの質問で良いかと思います。
また、友人や知人以外でもインスタグラムなどのSNSで蓄積させた情報をもとに判断するのは今の時代かなり有効ですね。
数社決めたら住宅展示場へ
絞ったメーカーの仕上がりや特徴を住宅展示場へ見に行ってみましょう!
そこでは各社の特徴や構造、工法、仕上がり、どんな設備を採用しているかなどなど、
判断材料が少しづつ揃っていくかと思います。
5社だと少し多いかなと感じますが時間に余裕のある方はそのくらいでも問題ないでしょう。
ちなみに私は3社から話を聞きました!
仕事も家庭も忙しいので3社でも結構しんどいです笑
まずここで気になるのが
土地を決める前にメーカーを決めて良いの?
というところです。
これは会社によって意見が分かれます。
例えば住友〇業、聞いたことのある大手ハイコストメーカーですがこの会社は土地が決まっていないお客様とは契約しません。
反対に積〇ハウス、こちらも大手ハイコストメーカーですがこちらの会社は土地が決まる前でも契約可能です。
このように会社によって若干進め方や方針は違ってきますので
話を聞く際にはこのようなポイントも確認しておくとよいでしょう。
プランや見積もりは購入前の仮の土地でも出してくれますので
同じ条件、同じサイズ感で見積もりしてもらえば比較検討は可能です。
また、何を変えたら金額が上がるのか、オプションは何か、標準で選べるものは何かなど、
具体的に確認するとgoodです。
メーカーによりオプション内容も違えば、標準内で選べるものも全然違ってきます。
これは意外と注意が必要ですので
契約してからこれもオプションです、
これは入っておりませんでした
なんてことが無いようしっかりと見積もり内容や標準装備品は確認しておきましょう。
打ち合わせの進み方
土地が決まっていなければ土地探しはしていかなくてはなりません。
ハウスメーカー探しと同時に行うこともできますので
メーカーの営業担当に聞いてみましょう。
提携している不動産やグループ会社に不動産があるメーカーもありますので案外心強いですよ!
特に不動産を紹介してくれたハウスメーカーで契約しなくてはならないなんていうことはございませんのでご安心ください。
打ち合わせの進み方は以下のような流れになります。
• 住宅展示場へ見学に行き、話を聞く
• 要望や予算を伝え、検討できる範囲内のメーカーか確認する
• 自分たちの希望に合いそうなメーカーであれば要望を伝え、プランと見積もりを出してもらう
• 全てのメーカーのプラン、見積もりが揃ったら比較検討し、どこのメーカーにするか決める
• 土地も同時に探し、ハウスメーカー決める前に見つかれば問題ないし、仮に土地がなかなか見つからなくても先にハウスメーカーと契約をしてしまうのも予算的に問題なけばOK
• 契約後は土地探しを急ピッチで行いできるだけ早めに土地を探す
• 土地が見つかれば土地契約を不動産と行い、土地に合わせたプランを出してもらう
• プラン、間取りが決まれば仕様打ち合わせに入っていきどんなものを使うのか、沢山あるものを一つずつ決めていく
上記のような流れで打ち合わせを進めていき、
着工から完工、引き渡しまで進めていくような形となります。
最後に
簡単ではございますが注文住宅の進め方についてお話ししました。
少しでもみなさまのご参考になれば幸いです。
もっと具体的に聞きたい、ここもう少し深掘りして説明してほしいなどありましたらご連絡下さればお答えいたします!
次回以降の記事では営業的観点から営業担当はどのようなことを考えているのか、簡単にお話しできればと思います!
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