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リフォーム会社を選ぶポイント~維持保全メンテナンスリフォーム編~

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維持保全メンテナンスリフォームについて

お住まいを長持ちさせるために必要な工事もリフォームの一つです。

マンションや賃貸では大規模修繕がありますので、戸建て住宅向けの内容になります。

維持保全メンテナンスリフォームの例としては、

外装工事(外壁塗装・屋根工事)

防蟻工事(シロアリ対策)

防水工事

などが挙げられます。

このようなリフォームはお住まいの寿命を縮めてしまう要因となる、

雨漏り・シロアリによる木材の食害を予防する重要なものになります。

長期保証住宅のメンテナンスについて

近年、30年や60年保証を謳うハウスメーカーが増えてきています。

戸建て住宅で使用する建材の長寿命化が進み、長期保証の住宅が一般的になってきました。

60年保証と聞くと、60年何もしなくていいと思う方もいらっしゃると思います。

実はそんなことはなく、20年毎や30年毎に決められたメンテナンスを行う事で、

建物の構造体の保証を最長60年まで延長します。というのが一般的です。

つまり、長期保証の住宅でも定期的なメンテナンスは必要になります。

同じく近年供給が増えている長期優良住宅。

簡単に説明すると、長持ちする住宅を建てることで、税制控除や減税など様々なメリットを受けられるという制度です。

長期優良住宅の認定には維持保全計画書の提出が必要で、維持保全計画書には建物を長期的に維持していくために、

点検や調査、メンテナンスリフォームを行っていく計画が記されています。

つまり長期優良住宅といえど、定期的なメンテナンスリフォームが必要になります。

長期保証に該当する保証は構造体に関する内容になりますし、

長期優良住宅の維持保全計画に該当するリフォーム内容も構造体に関わる内容ですので、

当然、設備関係や消耗品は保証と関係なくご自身の負担で更新していく必要があります。

メンテナンスリフォームを行う際の会社選び

先に書いたような、長期保証対象・長期優良住宅の場合は基本的に新築時の会社を選ぶことをおすすめします。

長期優良住宅の場合、必ずしも新築時の会社でメンテナンスを行う必要はありませんが、

新築時の会社でも維持保全計画書を管理している場合がありますので、

メンテナンスの内容や時期を管理してもらえるというメリットがあります。

新築時の会社以外でメンテナンスを行う場合は、あなた自身で管理する必要があります。

長期保証対象・長期優良住宅ではない住宅の場合、会社選びは自由ですが、

メンテナンスリフォームを行う会社は多く、正直どこが良い、どこが悪いと申し上げるのは難しいです。

ですので、メンテナンスリフォームを行う際の会社選びとしてNG事例をお伝えします。

メンテナンスリフォーム会社選びのNG事例

①価格だけで判断する

価格は非常に重要ですが、家を長持ちさせるための工事で手抜き工事をされては元も子もありません。

例えば外壁塗装工事の場合、足場など職人さんが安全に作業するための付帯工事があります。

安全な作業は安定した品質に繋がりますし、費用を抑えるための短工期での工事は質を落とす要因になりかねません。

今はどうか分かりませんが、使用する塗料を規定以上に希釈して使用する会社があると聞いたこともあります。

こういったことも完全に無くなったとは言い切れませんので、価格だけで判断するのはやめましょう

複数業者と相見積を取ったり、話を聞いてみることをおすすめします。

②飛び込みで訪問してきた業者に頼む

この記事を見ているあなたは色々と下調べをして判断する方だと思いますので、

飛び込みの業者に頼むことは無いと思いますが、世の中には結構いらっしゃいます。

「近くで工事をしていて..」や「屋根が危ないですよ。雨漏りしますよ..」などと

不安を煽ってきたり言葉巧みに営業をかけてきますので気を付けましょう。

③大手総合リフォーム会社

大手総合リフォーム会社は工事の質も高く、アフターサービスもあったりと安心して任せられる会社が多くあります。

ただ注意すべき点があります。

それは相場を大幅に超えた価格になる可能性があることです。

様々なリフォームを扱う大手の会社では、人員整備や会社を維持費するためにもお金がかかりますし、広告にも多くの費用を使っています。

また、大型リフォームをベースにした単価や経費の設定をしているケースがあり、

さほど難易度の高くないメンテナンスリフォームが相場から逸脱した価格になる場合があります。

大手総合リフォーム会社に依頼することは決してお勧めしない訳ではありませんが、

必ず相見積を取ったり、担当者と話をして慎重に検討しましょう。


今回は以上になります。少しでも参考になれば幸いです。

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