新築住宅 建売
ご存知かもしれませんが、新築といっても基本は2つの分類に分かれます。
建売住宅と注文住宅の2つがあり、今回は建売についてお話ししていきたいと思います!
新築住宅において割と一般的で馴染みのある建売住宅は年間多くの棟数が売られております。
土地と建物がセットで売られており、ハウスメーカーや工務店が購入した土地に建物を新築し売りに出されているパターンです。
この建売パターンの場合、以下のようなメリット、デメリットがあります。
建売メリット
一番のメリットは土地と建物がセットで売っているため注文住宅に比べると予算が抑えられる。
完成したものを購入するので購入後、割とすぐ入居ができる。
手続き等はあるので契約後即とはいきませんがそれでも注文住宅と比べると断然早いです!
決めなければいけないことがほとんどないので強い拘りがない方はそこに費やす労力が極端に少なくて済む。
例えば壁紙やキッチン、システムバス、洗面化粧台や床などが
すでに万人受けする無難なセンスで選定されているため
どれにするか悩んだり、わざわざメーカーのショールームに選びに行ったりする必要がありません。
建売住宅とはいえ、中には建築途中などの物件もございますのでその場合はキッチンの色は選べたり限定的に選べるものがあったりもします!
建売デメリット
上記で記載した内容とは裏腹に拘りたい方には不向きかと思います。
選べるものがほとんどない。
建物の大きさをある程度求めている方にも不向きかと思います。
これに関しましてはほとんどの建売が4人〜5人家族を想定して設計されているため
25坪〜33坪ほどの建物が多くあまり大きい建物はほとんどございません。
例えばLDK(リビングやダイニングやキッチン)を広く取りたい、中庭が欲しい、
大きな吹き抜けが欲しいなどある程度建物の面積がないとできないことは
建売住宅ではほとんど叶えられないと考えた方が良いです。
そのためご家族が多い世帯、祖父母やご両親が一緒にお住まいになるケースでは難しいでしょう。
転勤や、やむを得ない事情により売りに出さなければならない状況になった際に
建物の価値は注文住宅に比べると低くなるケースも多いため高額で売れる可能性が低くなるかと思います。
あとは建物のスペックがどうしても注文住宅と比べると劣る部分があります。
例えば断熱性能や耐震性能は注文住宅に比べるどうしても劣ってしまう部分はあるかと思います。
とはいえ昔に比べると近年は建築基準法もかなり整備されており、ある程度の性能は確保されておりますのでご安心ください!
最後に
今回は建売住宅についてのメリット、デメリットを簡単にまとめてみました。
それぞれ注文住宅と建売住宅とでどちらが自分に向いているのかを判断するのも難しいかと思います。
そんな時はまず優先順位として何が高くなるかをお考え頂ければより判断しやすいかと思います!
例えば
- お子様の小学校入学のタイミングもあるためできるだけ早めに入居したい
- どうしてもLDKは広くしたい 20畳以上は欲しい
- 転居する可能性もなるが家族のために戸建てを考えている
- ペットがいるから床や壁がペット仕様に拘りたい
- 予算を最優先にしたい
- 立地を優先したい
など
建築に関する様々な内容をお話ししていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。
注文住宅編も近々公開いたします!
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