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リフォーム業界に就職したいあなたへ~夢と現実~

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はじめに

昨今の物価高騰感染ウイルスの蔓延などが起因し、

社会情勢が、人間の暮らしがこの数年で大きく変わりました。

遡っても、人間生活の三大要素である衣食住の一角である“建築業界”は、

まさにその時代時代の人間の生活の仕方によってその姿を変えています。

こと“リフォーム”に焦点を当てると、

日本における“リフォーム業界”の起こりは1970年頃。

オイルショックを受けて、新築を建てるよりも安価に快適な生活をできるように

という目的で始まったとされています。

1990年以降の建築バブル崩壊からはさらにリフォーム事業・リノベーション事業の

需要が高まり、大手ハウスメーカーも力を入れ始めました。

そして、現在。

冒頭に記載の通り、物価高騰やリモートワーク、他にも国の経済不振やサステナブルの流行、

様々な要因から、“リフォーム業界”はこれからも注目されることは間違いありません。

そんなリフォーム業界にこれから就職・転職したいあなたへ

リフォーム業界で働いてきた私が感じた“業界”のことや、

入社後のギャップなどお話していきたいと思います。

私はハウスメーカー系のリフォーム会社に勤めていますので、

住宅方面に少し偏ったお話になるかもしれませんが、

ある程度は業界共通のことも多いと思いますので、参考程度にご覧ください。

リフォーム業界の印象

先ずは、私がリフォーム業界に足を踏み入れた経緯から。

私は大学で建築系の学科を専攻し、リノベーション系の研究室に入っていたこともあり、

就職活動でリフォーム系の会社をメインに調べていました。

リフォームのビフォーアフターを取り上げる某番組や、

身近なところでリフォーム現場を目にしてする機会もあり、

もともと何となくリフォームへの興味がありました。

最近ではDIY系のTV番組も多くやっていますし、YouTubeでもDIYやセルフリノベーション、

職人さんの仕事も見られる機会が増えましたよね。

再生回数も多いですし、コメント欄を見ても一般の方にも人気のあるコンテンツだと見受けられます。

思い入れや風情のある建物を残しながら次世代に継いで行くことや、

古い建物が新築のように綺麗に生まれ変わる姿は魅力的に思っていました。

それを生業にできるなら楽しいかも..と漠然と考えていたことを思い出します。

リフォームといっても、大きく住宅系か店舗などを扱う非住宅系に分かれます。

個人的に、建物自体に対する想いや熱量は住宅系の方が強いと思っており、

ユーザーにより近い距離で携われることにも魅力を感じ、住宅系に進もうと考えていました。

入社してみて分かったこと

そんな私は就職活動を経て、晴れてハウスメーカー系のリフォーム会社に入社しました。

ココからは、入社してみて分かったことやギャップを書いていこうと思います。

  • リフォームの種類について

先に書いたように、実際にリフォーム業界に入るまでは、

TVで見るようなリフォームを思い描いていました。

ですが、「リフォーム」で括れる工事内容というのは非常に多岐に渡ります。

リフォーム」を一言で表すと、新築して引き渡した後の建物に対する工事すべて です。

具体的に言うと、外壁塗装や太陽光設置、トイレの交換などもリフォームとして括られます。

特に外壁塗装や水回り設備の交換は専業のリフォーム会社があるくらい、

実は住宅のリフォーム市場の中で、かなりの割合を占めています。

そういったリフォーム工事が売上の基盤になっている会社は多いので、

実は想像するようなリフォームには中々巡り会えなかったり

経験を積まないと携われないといったことが起きてしまいます。

  • 業務内容(職種)

リフォーム業界で何がしたいのか、皆様それぞれ希望の職種があると思います。

就職活動時の私の場合で言うと、設計やデザインをしたいと思っていて、

営業や接客は自信が無かったのであまり前向きではありませんでした。

リフォーム会社のメインの職種では主に、営業・設計デザイン・工事管理に分かれます。

会社によっては、それぞれ分業している会社から、すべて一人で担う会社もあります。

それぞれ良し悪しはありますが、何かの職種に特化して携わりたいのか、

広くトータルで携わりたいかによって選ぶ会社は変わってくると思います。

最後に

入社後どういった仕事をするのかは就職・転職活動をするにあたって、

当然調べてらっしゃるとは思いますが、意外とミスマッチが起こる部分です。

特にリフォーム業界は、業種が多方面にわたることから、

会社によって仕事内容も様々だと感じています。

私も会社の採用活動の一環で就活をされている学生や転職を検討されている方とお話する機会がありますが、

営業という職種・言葉がなかなか受け入れられない風潮が近年強まっているように感じます。

リフォーム業界に限ったことではないと思いますが、

営業という職種のハードルを下げるために呼称を変えたり、

業務内容をぼやっとさせている会社も少なからずあるようなので、

志望する業務内容と実際の業務内容にミスマッチが起こらないよう気を付けていただければと思います。

リフォーム業界への就職・転職を希望されている方で、相談や質問などございましたら、

是非お気軽にご連絡いただければと思います。

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