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マンションリフォーム 〜仕上げ編〜

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この記事は約5分で読めます。

仕上げ工事とは

今回は仕上げ工事についてご紹介していこうと思います。

前回、簡単ではございましたが下地工事について書かせて頂きました。

まだこちらをお読みでない方は下のページもぜひお読みください!

今回はその続きになります。

下地ができた後の仕上げ工事とは一体どんな工事なのか

簡単に紹介していこうと思います。

結論から言うと その名の通り、仕上げ工事=最後の仕上げを行っていく工事です。

仕上げ」というだけあり、構造や下地など、最後は隠れてしまう部分とは異なり、

最終的に目に見えてくる部分に施す工事のことを仕上げ工事と言います。

壁紙(クロス)を貼ったり床を貼ったりキッチンを取り付けたり照明器具を付けたり

やることは様々です。

今回は仕上げ工事の工程ではなく、仕上がった実例の写真をご紹介してきます。

マンションフルスケルトンリフォームの実例をご覧ください。

仕上げの作業工程はマンションに限らず木造や鉄骨でも共通しておりますので、

また別の機会に詳しくご紹介致します。

マンションフルスケルトンリフォーム実例①

実際に私が設計を行い、リフォームしたマンションリフォームの実例をご覧ください。

まずはこちらの写真、マンション高層階の占有部分フルリフォームをさせて頂きました。

玄関の写真です。

マンションの玄関扉は共有部といい、扉を交換することはできません

マンションの共有部とは、
そのマンションの住民が共同で使用するスペースのことです。
エントランスや共有廊下、階段、エレベーター、駐車場、ゴミ置き場、バルコニーなどがこれに該当します(一部例外を除く)。
これらはマンション管理組合が維持・管理し、専有部分(各住戸)とは異なり、
許可なくリフォームや修繕をすることはできません。

そのため、玄関扉は古く見えてしまうかもしれませんが

それ以外の専有部分はリフォーム可能ですので

玄関土間タイル部分を広げたり玄関収納を増やすこともできます。

収納量を増やすことなどは、

リフォーム計画を進めるにはとても重要なポイントとなります。

上の写真はタイル(玄関土間)部分をリフォーム前より少し広げて

玄関収納は吊戸棚をなくし、カウンター収納のみして幅を広いものにすることで、

圧迫感を感じづらい計画にしております。

写真左上部の天井部、少し下がっているところには

大きな梁があり、こちらは建物自体の構造躯体になるので施工不可能な場所です。

続いてLDK部分です。

こちらはキッチンです。

落ち着いた雰囲気になるようにキッチン空間をご提案いたしました。

こちらはリビング側からキッチンの方を見ている写真です。

天井一部分を低くし、木で仕上げることでワンランク上の上質な空間を設計しています。

高い天井と低い天井との隙間には間接照明を仕込みました。

こんな感じで天井に木を貼っております。

次に洗面脱衣室です。

洗面化粧台のボウル左側にダストシュートを設け、

ペーパータオルなどのゴミを捨てられるような設計をしてます。

また、写真左側に少し見えているタオルを掛けているところはタオルウォーマーといい、

暖房機能兼タオルを乾かすこともできる優れものです。

ご覧のようにタオルウォーマーは床から天井まであり、バスタオルで3枚ほど、

フェイスタオルは4.5枚ほど掛けることができます。

こちらのお家の最後の写真はトイレです。

トイレはタンクレスのタイプを採用し、手洗器は洗面化粧台同様にダストシュート

付けさせて頂きました。こちらはボウル下部に設置しております。

こちらは造作手洗器となっており、一般品ではないのでメーカーで買うことはできません。

マンションフルスケルトンリフォーム実例②

続いて。

一つ目の実例同様、キッチン部分からご紹介いたします。

こちらのキッチンはトクラスというメーカーのキッチンとカップボードを設置しました。

トクラスは元ヤマハリビングテック、楽器メーカーのヤマハの住宅設備部門に当ります。

深い緑の落ち着いた色合いで、こちらも間接照明をリビング部分に採用させて頂きました。

照明も全て設計するのでトータルコーディネートが可能で、

まとまった空間をご提案できるのは我々の強みかと思います。

もちろん家具やカーテンもコーディネートできますので全て安心してお任せ頂いております。

家具やカーテンも空間をデザインするのにとても重要なポイントとなりますので覚えておいて

下さい。

家具で台無しになってしまうなんてこともありがちなんです。

こちらがリビング側から見た写真です。

とても居心地の良さそうな空間にすることができました。

こちらのお宅はソファダイニングを採用しており、ソファとダイニングチェアが兼用のものと

なっております。

最近は空間を有効活用するために、このような家具も増えてきております。

こちらは寝室です。

ベッド背面壁には木仕上げを施し、癒しの空間を提案しております。

木にはリラックスさせる効果があり、安眠するためにとても有効であると科学的に立証されて

いるとか。

木は自然素材で落ち着くんですね。

こちらがトイレです。

トイレは二箇所あります。

こちらもタンクレスでまた違った印象のトイレ空間を作っております。

他にも実例は色々とありますが今回はこの2物件の紹介とさせて頂きます。

また別物件の紹介もいつかさせて頂こうと思っておりますので

お楽しみにして頂けると嬉しいです!

最後に

空間をデザインする上ではもちろん間取りのご提案も重要なのですが、

それ以外にも重要になってくるポイントがございます。

上記の通り、家具やカーテン、照明の計画はとても重要となり

間取りがいくら素敵でも家具や照明がイマイチだと、残念な感じになってしまうのです。

実際にカタログや実例をご覧いただくと、

トータルコーディネートがいかに重要であるということが、

ご理解頂けるのではないかと思います。

そんな、様々な点に注意しながら計画を進めていけると、

より良いリフォームができるでしょう。

会社選びには上記のポイントにも目を光らせると良いと思います!

私が手掛けたリフォームをまた次回ご紹介できればと思いますので楽しみにして下さい。

それではまた!

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